淺い思い出

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つりと「あたした

のんで泣きだしました。「あとで、話すわ」
 始業式のあと、お昼ごはんがすむと、昼休みは行動ですごしてもいいことになりました。校庭は、もうすっかり雪でおおわれていましたから。午後はホームルームです。
 ミルドレッドの担任は、まったく運の悪いことに、学校一おそろしいハードブルーム先生です。ひとにみらみで生徒たちを、ちぢみあがらせる名人でした。
 クラスにむかうとちゅう、ミルドレッドはイーニッドとモードにトラチャンのことを話しました。
 教室に入っていくと、ハードブルーム先生はもう教壇にて、生徒たちが席にすわるのを、棒をのんだような姿勢でじっと待ちうけていました。教室の中は、外よりほんのすこし暖かいだけでしたから、生徒たちは、そっと足をこすったり手に息を吹きかけたりしています。
「さて、みなさん」と、ハードブルーム先生。「その馬鹿気たふるまいを、たった今おやめなさい。ここは寒くなんかありません。それにさっきの昼休みの間、講堂をはしりまわって充分温かくなったはずです。ま、ともかく、おかえり、みなさん。今日から夏学期です……ミルドレッド・ハブル、こんどはなんだというのです?」
 ミルドレッドは、涙が頬をつたうのをどうすることもできず、じっとうつむいていました。
「ネコのことなんです、ハードブルーム先生」と、モード。「カックル先生の言いつけで、トラチャンは台所のネコにされてしまって、かわりにフェネラの残していったネコをもらわなければならなくなったんです」
「そういうことですか、ミルドレッド」と、ハードブルーム先生。「私には、あなたが泣くわけがまったく理解できませんね。お祝いしたいぐらいのことだと思いますが。フェネラのネコは完ぺきに訓練された信頼のおけるネコです。あなたのほうき乗りも、目ざましい進歩をとげるだろうと期待できます。あの、できそこないのコネコがいなけれぱ。さあすぐに、しゃんとなさい」
「さて、みなさんにお知らせがありま


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